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テークバックで力をタメて飛ばす!
アドレスできちんと目標方向へスクエアに構えることが出来たら次はテークバックです。 効率的で体に負担のないタメをつくり飛ばします。
□ テークバックとは?
〔クラブを徐々に上げていく動作。 ゆっくりと上げていきます。〕
□ テークバックでは、現在は、手首はコネないのが鉄則です。!
理由はゴルフクラブが軽くなってきているのと、シャフトの進化で、 手首をコネない方が良く飛ぶそうです。
生理学的にみても、手首をコネようとすると、筋肉が硬直して、 そこに意識がいってしまい、スムーズに振れなくなるそうです。
仮に手首を左右にコネてみてください。
腕のいろいろな筋肉が動くと思いますよ。
それぞれの筋肉に意識がいってしまいヘッドスピードを妨げるようです。
■ 手首の動きの違いを知る
手首の動きには2通りあります
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手首を縦に動かす
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手首を横に動かす「コネる」 ← 間違え
まず、“手首を横に動かす”
この動作は、「コネる動き」になり思っているほど飛びません。
手首のスナップで飛ばそうとすると「コネる動き」なってしまいます。
そこで正しい手首の動きは、
“手首を縦に動かす”
ここでは、手首の正しい動きだけを覚えておいてください。
アニカソレンタムのスイングが「手首を縦に動かす」上手なスイングだそうです。
コネない! ボディターンだけで大きく飛ばせる。
これが、女子プロが飛ばせる理由だそうです。
よく女子ツアーなどテレビで見ていても、
なんであんなに軽く振って女の子が250ヤード以上も飛ぶの?と思いますよね!
「特製のクラブを使っているからだよ〜。」 と思う人もいるでしょうが、 みなさんが使っている市販のクラブとたいして変わりませんよ。
確かに、多少はお金をかけて特注のクラブかもしれませんが、 実際に女子プロが使っているクラブは男性のクラブのRシャフトぐらいですから、、、、 一般男性アマチュアゴルファーが十分振り切れるスペックです
しかも女子より力があるのですからみなさん250ヤード以上は飛ぶはずなのです。
■ テイクバックは始動と軌道でほぼ決まります
私の周りの友人 多くのアマチュアがインサイドにヘッドを引きすぎる癖があります。
インサイドに引きすぎるからトップで、詰まって、切り返し時には上体が突っ込んで アウトサイド・インの軌道になってしまいます。
右回転のスピンがかかって右に曲がっていきますよね。
すなわちスライス打ちです。
大半の人のスライスはこれが原因だと思います。
よく練習場などで耳にするのが、「フェースが右向いているから右へ飛ぶんだよ!」 と教えている人がいますが、これだけの説明だと、9割の人は手首をコネて修正しようとします。
このために言われた人は、これからず〜っと間違ったスイングでゴルフをすることになるのです。
しかもインサイドへ引いたテイクバックは全く力がボールに伝わっていません!
どんなに力がある人でも、このスイングでは、思っているほど飛びません。
更に、インサイドに引いているのに気づかずに、
一生懸命に手首をコネて調整しようとします。
テークバックでクラブヘッドをアウトサイドやインサイドに引くと、クラブヘッドが正しいスイング軌道からはずれてしまいます。
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テイクバックの乱れは、ミスの原因!
スイング軌道からはずれると、球筋に影響を与え、 どこへ飛んでいくか分かりませんし、ダフリやトップの原因などになります。
テイクバックの方向は大切なのです。
■ 正しいスイング起動は飛距離を伸ばします
正しいスイング軌道は、力もボールに伝わるので、飛距離もグンと伸びます。
私は正しいスイング起動に直してから50ヤード飛距離が伸びました。
それだけ力がボールに伝わるのです。
正しくテークバックすると、グリップが右腰の位置にきたときに、 シャフトが地面と平行になって、クラブヘッドが飛球線方向を示します。
■ シャフトを地面と平行にする

この時にフェースは、前傾姿勢をとっている分だけ、かぶっています。
この時点でクラブのフェースが開いているとスライスの原因になるので、 一度チェックしてみてください。
まず8割の一般アマチュアゴルファーは、この時点でクラブフェースが開いています。
これだけで、スライスが直りました!
って感謝されたことがあるぐらい大勢の人がフェースを開いたままクラブを上げているのです。 前傾姿勢を起こせば、フェースのスコアリングライン※は地面と垂直に近くなります
前傾姿勢で母指球に意識を集中すれば安定します。
※スコアリングラインとは〔クラブフェースの溝や穴のこと〕
前傾姿勢をとった時にフェースが背骨と平行になるようにして下さい
テークバックでクラブが地面と平行になったら、右ひじ支点でクラブを立てるように上げていきます
クラブを上げながら、右膝を動かさないように胸を後ろに回転していきます。
この時、下半身も一緒に後ろに回転する感じになります。
□ 体重は回転により少しずつ右足にシフトします。

□ スイング軸を中心に!
[ 両肩 ] [ 両腕 ] [ クラブ ]
に一体感を感じてスイングプレーンを意識しましょう。
右ひじを伸ばしてクラブを上げると大きなトップスイングになりません。
右ひじを曲げることにより左肩が回転して大きなトップスイングを作れます。
また、バックスイングでは体重を拇指球(右足親指の付け根の部分)にしっかり乗せるようにします。
□ トップではクラブと地面が平行

□ バックスイングでは両肩を結んだ肩のラインを飛球線に対して90度捻ります。
(この際クラブのフェース面は開かないように注意して下さい。
左手首の甲が地面を向いたり、真上に向いたりするとボールがまっすぐ飛びません。)
体重移動をしてその時左肩が右足の上にくるようにして下さい。
右のゴルフシューズの垂直線上にあなたの左肩を持ってくるようにバックスイングします。
★ ここでおさらいです。
“手首を縦に動かす”のと“手首を横に動かす”は違います。
このトップの位置でも手首が横の動きになっていないか注意します。
手首の横の動きはコネる動きです。
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